Release: 2019/12/02 Update: 2020/09/12
2019/12/02 レーザーポインター照射について
12月になりました。今年もいよいよ残り僅かとなりました。
11月26日、運輸安全委員会委員長の記者会見にて以下の注意喚起がありました。
航行中の船舶が他船からレーダーポインターで照射を受けるといった事案についてです。運輸安全委員会の資料では、25件ほど照射事案が確認されています。
詳しい事故報告書はこちら!
運輸安全委員会神戸事務所の資料はこちら!
本船側が見会い関係となった際に避航船である相手船に注意をする目的で使用されたようです。
報告書でもあるように双眼鏡を使用した状態でレーザー照射を浴びると場合によっては視力低下や失明を引き起こし、場合よっては
重大事故に繋がりかねません。
事故にならなくても視力低下等により航海士が乗船勤務が出来なく緊急下船や運航不能といった営業上の損害にも繋がります。
万が一、レーザー照射を浴びた場合は、日時や本船が照射を受けた位置、船舶名(複数の船舶がいて特定できない場合は、照射方位にいる船舶)を海上保安庁に通報しましょう。
関連コンテンツ
■海事関係(1/10 04:30 情報) ○ 係留中の能登の遊覧船 3 隻(1 事業者、冬期休業中)が流されたとの報告 ○ 係留中の輪島の旅客船 1 隻が海底隆起と思われる状況により座礁した状態との報…
新年あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 令和5年(2023年)にまず最初にやってくるイベントは 内航海運業法に基づく船舶管理業を営む者の「変更登録申請」です。 令…
2023年5月15日(月)~5月22日(月)の広島サミット関連行事終了までの間、広島港周辺において事前通報対象海域及び航行自粛海域が設定されます。当該期間に事前通報対象海域を航行する予定の船舶は、3…
令和5年(2023)2月16日の告示(国交省告示第105号)によれば、登録船舶管理者事業者規程(平30国交省告示第466号)が令和5年3月31日をもって廃止となります。 内航海運業法の改正に伴い、…
造船・海運分野の競争力強化、船員の働き方改革・内航海運の生産性向上等による海事産業全体の基盤強化を図る 「海事産業の基盤強化のための海上運送法等の一部を改正する法律案」が2/5に閣議決定されました。…
福岡県福岡市の博多港で11月28日、パナマ船籍の貨物船「LADY ROSEMARY」(総トン数9576トン)が防波堤に乗り上げた事故で、事故の捜査を行ってきた福岡海上保安部は14日、事故原因は人…